小樽情報
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小樽土産の新定番!「おたるワイン ナイヤガラ」を堪能しよう

2017年03月28日

 

小樽近郊では道産ワインの原料となる「生食用ブドウ」の栽培が盛んにおこなわれ、夏後半~秋頃には収穫体験ツアーなどが開催されることもあります。

日本国内有数の国産ワインとしても近年注目が集まる「おたるワイン」と、その中でも、ワイン初心者さんも飲みやすい「ナイヤガラ」についてご紹介します。

 

人気銘柄「おたるワイン ナイヤガラ」

ワインに使用するブドウには「デラウェア」種や「キャンベルアーリ」種などが有名ですが、北海道の気候に最も適しているのは「ナイアガラ」種と言われています。

ナイアガラ種はアメリカのニューヨーク、ナイアガラ地方で品種改良された白ワイン向きの品種ですが、北海道の昼夜における寒暖差や湿度の低い環境は、生育にとてもふさわしいと言われています。

(原産地域名やブドウの品種はナイ「ア」ガラですが、ワインの銘柄はナイ「ヤ」ガラです。)

 

マスカットのようなフルーティーな口当たりが特徴ですが、深みもあり、料理と一緒に飲むのはもちろん、リラックスタイムにもお勧めです。

「おたるワイン ナイヤガラ」は小樽にある「北海道ワイン株式会社」の商品で、小樽市内の飲食店やお土産ショップで購入することができます。

 

小樽近郊で国産ワイン作りが盛んなわけ

 

ワインに必要なブドウはもともとフランスなどのヨーロッパ圏が主流となって生育されていましたが、品種改良や気候の変化により世界中で栽培されるように変化していきました。

ブドウの生育に必要な条件には次のようなものがあります。

日照時間

ブドウは約100日程度で収穫を迎えます。この期間中にどのくらいブドウの根が栄養分を地中から吸い上げ、十分に光合成できたかでブドウの糖度が変わります。北海道は梅雨がないため、夏は比較的に日照時間が長い傾向にあります。

気温

ブドウの生育には年平均10~15℃前後の気温が望ましく、あまり暑すぎるとブドウの生育が遅れる傾向にあります。

また一日の寒暖差も大きい方が効率よく育つといわれています。これは、光合成で蓄えた糖分を自らの成長にも使用するため、日中は温暖な気候で効率よく糖分を貯め、夜間は少し冷えた状態でブドウの成長を休ませることで、短期間に熟した実を収穫できるからです。

降雨量

最近ではハウス栽培が中心になってきていますが、梅雨などがなく湿気や降雨量が適量であると、ワインの糖度が上がりやすくなります。

日本国内で上記の3つの条件を満たす気候の地域が北海道(空知地方・小樽近郊など)や長野県・山梨県付近となっているため、国産ワインの名所として注目を浴びるようになりました。

 

おたるワインギャラリーへの訪問もオススメです

 

「おたるワインギャラリー」は小樽市街を眼下に望める丘の上にあり、「おたるワイン ナイヤガラ」をはじめとしたワイン販売のショップと、醸造の一部を見学できる施設が隣接しています。

ワイナリーの大きな設備やワインの豆知識をソムリエから伝授してもらいながら試飲することができ、ワインによく合う地元食材の販売も行っています。

夏季限定のナイヤガラワインソフトクリームは人気が高く、真夏の暑い日には行列ができるほどなので、ぜひ立ち寄った際には味わってみてください。

 

※2023年9月6日までは、改装工事のため見学内容が制限されておりますので、ご注意ください。

 


北海道ワイン株式会社

〒047-0154 北海道小樽市朝里川温泉1丁目130−3

ギャラリー直通電話:0134-34-2187
※バスなどの公共機関では施設の近くにバス停がないので、自家用車またはタクシーの利用がおすすめ


 

ワインギャラリーに行く時間は取れないけど、おたるワイン自体には興味がある!という方には当ホテルのマリーナバー&レストランにお越しください。

 

小樽の海を眺めながら、小樽の気候がはぐくんだ「おたるワイン」で贅沢な気分に浸ってください!

 

※画像はイメージです

 



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