小樽情報
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小樽といえば『オルゴール』

2022年06月22日

小樽のお土産で有名なもののひとつに「オルゴール」があります。

中でも有名なのが、「小樽オルゴール堂」。
株式会社オルゴール堂が運営する各店舗内には歴史あるオルゴールが数多く展示され、販売品も含めるとオルゴールの総数は数万点にも上ると言われています。

 

◆ 小樽オルゴール堂 本館

オルゴールを購入したいけど、どこに行ったら良いかわからない!という方は、「小樽オルゴール堂 本館」からスタートするのが一番です。
外観は1912年に入船七叉路(メルヘン交差点)に建てられた、米穀商「共成」の本社社屋と倉庫を平成元年にリノベーションしたものです。
小樽の倉庫街は石造りのものが多い中、オルゴール堂本館はレンガ造りの倉庫になっており、小樽市指定歴史的建造物として近隣の景観の中でも一際、目を引きつけます。

また、建物の正面にある「蒸気時計」は、撮影スポットとしても定評があります。
そもそもオルゴールは、中世ヨーロッパで「時計の時間を知らせるチャイム」として制作された「カリヨン」が原型となっています。
小樽オルゴール堂の蒸気時計は、15分ごとに蒸気で音階を奏で、1時間ごとに汽笛のような音が鳴ります。
時間ごとに音の鳴る回数が決まっており、9時は9回…12時は12回、13時は1回に戻ります。
そのため、12時前には店の前に多くの観光客が立ち止まり、各々レトロな雰囲気に酔いしれます。

オルゴール堂本館の中に入ると吹き抜け2階建ての木骨造りになっており、購入可能なオルゴール達がお客様の来店を待ち構えています。
手ごろなものなら数百円から、高級なものになると数万~数十万するものも。

回廊を上ると2階から店内を見渡せる通路があり、その先にも様々なオルゴールがあります。
また、オルゴールの音楽CDや関連グッズも販売されています。

3階ではスタジオジブリやディズニー作品などの人気キャラクターのオルゴールや雑貨、
フロア奥には動物雑貨専門店「からくり動物えん」というその名の通りアニマルモチーフのぬいぐるみや雑貨などが取り揃えられています。
かわいらしい雑貨やぬいぐるみが好きな方には必見のフロアです。

1階から3階まで目移りしそうなくらいの数のオルゴールがありますので、まずは一周してより気になるエリアに戻ったほうが効率的にほしいものを見つけられそうです。

小樽オルゴール堂 本館
所在地:小樽市住吉4-1
電話番号:0134-22-1108
営業時間:9:00~18:00

 

◆ 小樽オルゴール堂 2号館

音色に癒されたいなら「小樽オルゴール堂2号館」
「小樽オルゴール堂2号館 アンティークミュージアム」には、「エオリア・パイプオルガン」が展示されています。

これは、1908年にイギリスのエオリア社にて製造されたもので、国内における自動演奏のオルゴールの中では最も歴史のあるものです。
もちろん手動で演奏も可能で、日本国内でも手動・自動が選べるのは珍しいとされています。

10時・11時・12時・14時・15時・16時の一日6回、各15分間のミニコンサートが開かれ、旅の疲れが吹き飛ぶような安らぎの時間を提供してくれます。(入場無料)

そのほかドイツ製やスイス製など、オルゴールを今のものへと発展させるための様々なアンティークオルゴールも展示されています。

一部アンティークオルゴールの実演も定期的に開催されるので、「海明楼」での体験コースの完成待ちに、オルゴールの歴史に想いを馳せるのもよいのではないでしょうか。

小樽オルゴール堂2号館 アンティークミュージアム
所在地:小樽市堺町6-13
電話番号:0134-34-3915
営業時間:9:00~18:00

 

他にも手作りオルゴールやガラス工芸の制作体験できる「遊工房」やオリジナルブランドのオルゴール「OTARU MUSIC」の工房を自由に見学出来る「小樽オルゴール堂堺町店」など
ひとくちにオルゴールといっても店舗によってそれぞれ特徴が異なりますので、各店舗を巡っても新鮮で楽しめますよ。
ぜひお気に入りのオルゴールを見つけてみてください。



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