2018年01月29日
「小樽出抜小路」は、2005年4月にオープンした比較的新しい屋台村です。日銀通り(北のウォール街)と運河沿いを走る臨港線が交わる角に位置し、小樽運河を眺めるビュースポット「浅草橋」のすぐ向かいにあるので、小樽観光の途中で気軽に立ち寄ることができるダイニングスポットとして人気です。
この屋台村の名称は、色内大通りより一本運河側にある通り”出抜小路”にちなんでつけられています。「出抜」の名前の由来は定かではないそうですが、運河に面した側から荷物を運び出していた(抜いていた)ことからその名が付いたと言う説が有力です。
この屋台村がある場所は、かつて小樽銀行協会の建物があったところで、そこに明治・大正のレトロ調の和洋折衷の建物や瓦屋根の石造りの建物などが建てられ、小樽が繁栄していた古き良き時代の賑わいが再現されています。小樽出抜小路の中では現在約20軒の店舗が営業しており、バラエティ豊かなお食事メニューが楽しめるほか、テイクアウトできる商品も扱われています。