2016年07月18日
小樽の水道水の水源として1914年(大正3年)から稼働していた奥沢水源地は、もうすぐ100年を迎えるという2011年(平成23年)に大きな陥没が発見され、改修に多額の費用がかかるということで廃止されました。奥沢ダム湖と通称「水すだれ」といわれる階段式溢流路(かいだんしきいつりゅうろ)は周辺の緑と調和して、見事な景観美をつくり出しています。普段は通ることができない流路にかかる水管橋の今年2度目の一般開放が7月1日よりはじまりました。土木学会の「土木遺産」に登録されている貴重な近代化遺産でもある階段式溢流路を見学してみませんか。
開放日時 開放期間:平成28年7月1日(金)~9月11日(日)
開放時間:午前10時~午後4時
※現地の天候不良などにより、一般開放を中止する場合があります。