小樽情報
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旧手宮線にある旧色内駅跡

2019年10月28日

小樽市内の中心部には、明治13年に開通した道内最古の鉄道路線「旧国鉄手宮線」があります。北海道や小樽の開拓・発展に大きく寄与した後、昭和60年に廃線となったのですが、平成22年に小樽市が線路などの鉄道施設をそのまま残し、オープンスペースとして小さな公園や花壇などを設けて線路沿いを散策できるように整備しました。今では、イベントなどにも活用され、小樽市民や観光客に広く親しまれています。

旧手宮線沿いにはいろいろなお店や見所があるのですが、今日は古い駅の面影を残して建てられた「旧色内駅」をご紹介します。休憩所として復元されたこの建物の中には、色内駅についての紹介パネルもあり、「北のウォール街」と呼ばれるほど賑わっていた頃の様子を垣間見ることができる貴重な写真なども展示されています。

建物横にはベンチも並んでいて、線路越しには市立小樽美術館、すぐ近くには金融資料館などもあります。古き良き時代の小樽に思いを馳せながら、ぜひ旧手宮線・旧色内駅界隈を散策してみてはいかがでしょうか?



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