小樽といえば「堺町通り」定番と穴場スポットをご紹介します！
2017年10月29日
「堺町通り」と言えば、小樽運河に次ぐ小樽の人気観光スポットです。
メルヘン交差点から北のウォール街へ向かってのびる約900mの通りには、たくさんのお土産物店やグルメスポットがあり、いつも観光客で賑わっています。
今回は人気観光コース「堺町通り」を散策するときに絶対外せない定番スポット＆チェックしておきたい穴場スポットをご紹介します。
※ご紹介する店舗情報は平成29年10月29日現在のものです。
小樽「堺町通り」は時代を感じるレトロな建物が並ぶ人気スポット
「堺町通り」は小樽運河沿いの大通りから1本内側に入った商店街です。
小樽オルゴール堂前の5叉路「メルヘン交差点」から北のウォール街へ向かってのびる900m程の通りで、かつては国道として小樽の経済発展を支えていました。
（「メルヘン交差点」は愛称で、正式名称は「堺町交差点」です。）
明治～大正～昭和初期にかけ小樽のメインストリートとして栄え、歴史を感じさせる古い商家や洋館がたくさん建ち並んでいます。
クラシカルな洋館やレトロな和風家屋、石造りの歴史的建造物もあり、港町ならではの異国情緒あふれる街並みは見ているだけでも楽しくなります。
当時の面影を残したままの建物を再利用した店舗もあり、土産物店、ガラス店、スイーツショップなど現在も商店街として賑わっています。
メルヘン交差点のランドマーク「常夜灯」と「蒸気時計」
堺町通りの南端「メルヘン交差点」に設置されている「常夜灯」は、明治時代に小樽市信香町の丘の上にあった木製灯台を再現したものです。
撮影スポットや休憩所としても親しまれています。
小樽オルゴール堂前に設置された「蒸気時計」は15分ごとに白煙と汽笛で時を刻み、「常夜灯」と共にメルヘン交差点のランドマークとなっています。
堺町通りの定番「北一硝子」で小樽の硝子製品をチェック！
小樽土産の定番ともいえる、きらびやかなガラス製品。
北一硝子の前身である「浅原硝子」がガラスの製造を始めたのは明治34年と言われています。
当時の生活必需品だった石油ランプや、港町ならではの漁業用浮き球の製造で業績を伸ばし、昭和46年には現在の「北一硝子」へと社名変更、昭和53年には花園本店を開店しました。
堺町通りにも「北一硝子」の店舗がたくさん！その中でもぜひチェックしてほしい「北一硝子 三号館」と「北一硝子 クリスタル館 見学工房」についてご紹介します。
北一硝子 三号館
堺町通りに並ぶ数々のショップの中で、ひときわ目を引くのが「北一硝子 三号館」です。
明治24年（1891年）に漁業用倉庫として建てられた石造倉庫を改装したお店で、平成3年には小樽歴史的建造物に指定されています。
店舗では普段使いのグラスや食器から、プレゼントにもぴったりなアクセサリーまで色とりどりのガラス製品が並んでいます。
1階には喫茶店「北一ホール」があり、167個の石油ランプが揺らめく幻想的な雰囲気の中、クラシックピアノの生演奏を聞きながらドリンクやスイーツなどを楽しむことができます。
（ピアノ演奏は毎週月～金曜、14時、15時、16時の3回ずつ）
北一硝子 三号館
北海道小樽市堺町7-26
TEL：0134-33-1993（代）
営業時間／8:45～18:00
※催事、季節により変動あり
休み／無休
http://www.kitaichiglass.co.jp/
北一硝子 クリスタル館 見学工房
クリスタルガラスのグラスやアクセサリーを販売する「北一硝子 クリスタル館」。
入り口横の階段を上った先は、店頭で販売するガラス製品の製作現場を見ることができる「見学工房」となっています。
溶解炉で溶かした高温のガラスを筒状の竿を使って成形する「ホットワーク」、バーナーを使って細かなアクセサリーなどを作る「ランプワーク」の2種類の実演を見学することができます。
「自分でもやってみたい！」と思った時は、堺町通りからは少し離れますが「北一硝子 花園店」で制作体験を行っています。
こちらではガラスのグラスに砂を吹き付けて模様を描く「ガラスの彫刻制作体験（サンドブラスト体験）」や「とんぼ玉アレンジメント体験」を行っています。
小樽のガラス制作体験についてはこちらの記事でもご紹介しています。
●小樽観光で人気の「とんぼ玉作り」。旅のお土産にいかがですか？
北一硝子 クリスタル館
北海道小樽市堺町6-7
TEL：0134-33-1993（代）
営業時間／8:45～18:00
※催事、季節により変動あり
ホットワーク9:30～16:30、ランプワーク9:30～17:30
休み／無休（ホットワークは火曜、ランプワークは木曜休）
http://www.kitaichiglass.co.jp/
小樽 堺町通りの穴場スポット
堺町通りには他にもたくさんのお土産屋、飲食店、スイーツショップなどが並びます。
ぜひのぞいてみてほしい穴場スポットをご紹介します！
小樽洋菓子舗ルタオ
1998年の創業より地元小樽市民にも愛されているスイーツショップ。
北海道産の生クリーム、小麦粉、卵にこだわったチーズケーキ「ドゥーブルフロマージュ」が人気商品です。
堺町通りには、本店以外にもチョコレート専門店、チーズケーキ専門店、カフェなどの5店舗が並びます。
ルタオ 本店
北海道小樽市堺町7-16
TEL：0120-46-8825
休み／なし
営業時間／9:00～18:00（カフェは営業時間終了の30分前まで）
ルタオ パトス
北海道小樽市堺町5‐22
TEL：0120-46-8825
休み／なし
営業時間／9:00～18:00（カフェは営業時間終了の30分前まで）
ルタオ ル ショコラ
北海道小樽市堺町4-19
TEL：0134-31-4511
休み／なし
営業時間／9:00～18:00
ルタオ プラス
北海道小樽市堺町5-22
TEL：0134-31-6800
休み／なし
営業時間／9:00～18:00
ルタオ チーズケーキラボ
北海道小樽市堺町6-13
TEL：0134-31-5580
休み／なし
営業時間／10:00～18:00
※営業時間は季節によって変更有（全店）
かま栄
小樽市民に長く愛されている定番土産の「かまぼこ」。
堺町通りからはちょっと外れてしまいますが、かま栄工場直売店では、揚げたて熱々のかまぼこを食べることができますよ！
工場でかまぼこを製造する様子も見学することができるので、ぜひ覗いてみましょう。
自由見学なので無料！予約も必要ありません。
かま栄についてはこちらの記事でも詳しくご紹介しています。
かま栄 工場直売店
北海道小樽市堺町3-7
TEL：0134-25-5802
休み／1月1日
営業時間／9:00～19:00
http://www.kamaei.co.jp/store_introduce/chokubai/
うろこ亭 堺町店
北海道の新鮮な海の幸をたっぷり味わえるお店。
魚屋直営のお店なので魚介はいつでもとれたて新鮮です。
自分で好きな魚介を選んで、お刺身や海鮮丼などを楽しむことができます。
うろこ亭 堺町店
北海道小樽市堺町2-17
TEL：0134-24-0188
休み／不定
営業時間／9:00～18:00
小樽 たけの寿司
たくさんの寿司屋が軒を並べている小樽で、堺町通りに来たらぜひ寄りたい穴場の寿司屋さんがこちら。
小樽近海の魚介類を中心に、新鮮な道産魚介と美味しい北海道産のお米を使ってお寿司を握ってくれます。
夏はウニ丼もぜひ味わってみてください。
小樽 たけの寿司
北海道小樽市堺町2-22
TEL：0134-25-1505
休み／木曜
営業時間／11:00～16:00、17:00～21:00
（売り切れ次第閉店する場合あり）
http://www.otaru-takenosushi.net/
大正硝子館 くぼ家
「北一硝子」と並んで有名な「大正硝子館」のコンセプトショップで、明治40年に建てられた「旧久保商店」を改装した甘味処です。
平成5年には小樽歴史的建造物に指定された、110年を超える歴史が詰まった建物です。
使用される器は全て手作りの小樽硝子で、一つ一つ異なる表情を見せてくれます。
大正硝子館 くぼ家
北海道小樽市堺町4-4
TEL：0134-31-1132
休み／なし
営業時間／10:00～19:00
http://www.otaru-glass.jp/store/kuboya
なお、大正硝子館では制作体験ができる「とんぼ玉館」をはじめとして「かんざし屋」「びーどろ館」などのお店も堺町通り近隣を中心に点在していますので、あわせて参考にしてくださいね。
香り工房フィトン
アロマキャンドルとオリジナル香水専門店。
ひっそりとした隠れ家風な佇まいのお店です。
お客さんの印象に合わせてその場で調香してくれるオリジナル香水も人気。
香り工房フィトン
北海道小樽市堺町4-3
TEL：0134-23-9565
休み／不定
営業時間／11:00～18:00
小樽屈指の観光スポット「堺町通り」を楽しもう！
「堺町通り」は港町として栄えた小樽の歴史がぎゅっと詰まった観光スポット。
クラシカルな洋館や昭和レトロな和風家屋が建ち並ぶ通りの風景は、見ているだけでも楽しいものです。
定番のガラス細工やオルゴールを購入するのはもちろん、その他にも美味しい海産物やスイーツ、レトロ喫茶など外せないスポットがいっぱいです！
