2023年07月12日
近年の小樽では、夏には本州並みに気温が高くなる日が増えました。
この時季に小樽へお越しの際にぜひおすすめしたいのが「観光船での小樽観光」です。
陸から見る運河や倉庫街、坂の景色とは違った「海の街・小樽」を堪能することができます。
今回はそんな観光船のおすすめポイントについてご紹介します。
小樽運河の観光といえば、倉庫街をゆっくり歩きながら景観を眺めたり地元のグルメを食べるのが一般的ですが、最近では小型の観光船での観光が人気を集めています。
特に人気なのは、観光船にゆっくり揺られながら約40分、ガイドが語る小樽の歴史と水上から見る運河や倉庫群の景色を楽しむことができる「運河クルーズ」。
小樽運河は埋め立て式の運河であり、小樽港のような強い水流がないので、普段は乗り物に酔ってしまいそうな方でも、比較的安心して利用できるという声をよく耳にします。
デイクルーズとナイトクルーズがあるので、時間に余裕があれば時間を変えて乗船してみるのも良いでしょう。
◆小樽運河クルーズ◆
発着所:小樽運河中央橋
(JR小樽駅から港方面へ直進徒歩10分)
一日12便運行 出発時間の15分前までに乗車チケットを購入の上、発着所へ集合
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日本の情緒ある観光船の代表として「屋形船」がありますが、北海道で屋形船の運行があるのは「小樽」だけです。
現在は土日祝日のみの運航で、小樽港内を約40分かけてゆっくりと巡ります。
また、屋形船を貸し切りで使用することもできます。貸し切りの際は、食べ物や飲み物を自由に持ち込めるほか、お料理付きプランも用意されているので、会社の打ち上げや慰安旅行などにも最適です。
小樽港の清々しい風を感じながらおいしいお料理に舌鼓を打ってみるのはいかがでしょうか?
◆小樽港内遊覧屋形船「かいよう」◆
集合場所:小樽港第3号ふ頭
(JR小樽駅から港方面へ直進、小樽運河を越え信号を渡ったところで左側)
通常運行は土日祝日のみで、1日3便
団体料金・貸し切り料金の設定有り
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祝津航路、赤岩航路、オタモイ航路の3つの航路で運航している海上観光船「あおばと」。
小樽水族館や小樽市にしん御殿などがある祝津エリアへの交通手段としても便利な祝津航路と、ニセコ積丹小樽海岸国定公園の断崖絶壁の景勝が楽しめるオタモイ航路がおすすめ。
オタモイ航路では、窓岩や赤岩、日和山灯台などの景勝地をゆっくりと海から眺めることができます。
◆小樽海上観光船「あおばと」◆
発着所:小樽港第3号ふ頭
(JR小樽駅から港方面へ直進、小樽運河を越え信号を渡ったところで左側)
平日ダイヤ、週末・祝日ダイヤ、夏期ダイヤがあるので、乗船前にご確認ください。詳細はこちら▶
小樽では、クルーザーを利用して小樽近郊の日本海と荒々しい岩場のコントラストを楽しめるクルージングルートを用意している運行会社もあります。
また、人気の「青の洞窟」を巡るボートクルーズや、船以外にもシーカヤックやSUPなどのマリンスポーツも楽しめるので、ぜひ一度夏の小樽で海の観光をお楽しみください!
※運行ルートや期間などは、変更となる場合がございます。観光船利用に関する詳細は、ご利用前に各運航会社へお問い合わせください。