小樽近郊の余市町・仁木町は、フルーツの街と言われるほど果物栽培が盛んで、大小たくさんの果樹園があります。

くだもの狩りが体験できる観光農園も多数ありますので、小樽観光のスケジュールにプラスしてみてはいかがでしょうか？

◆さくらんぼ山観光農園（仁木町）

道内最大の広さを誇る観光農園で、さくらんぼ畑が約15ha、いちご・ぶどう・りんご・プルーン・その他5haの計20ha（約7万坪）の面積があります。

特に園内にある約4,000本ものさくらんぼが実る6月中旬から8月中旬までのさくらんぼ狩りが人気です。

実りの秋には、プラム、プルーン、ブドウ、りんごなど多彩なフルーツが順番に実るので、この季節もおすすめです。1種類だけのフルーツが楽しめる「くだもの狩りコース」もありますが、秋は2種類以上のフルーツが楽しめる「旬のくだもの狩りフルコース」がお得です。

くだもの狩りは時間無制限・食べ放題なので、フルーツ好きの方はぜひ訪れていただきたい場所です。また、自然豊かな素晴らしい環境の中にあるので、園内を歩き回るだけでもリフレッシュできます。

果物狩りだけではなく、ジンギスカンなどの食事が楽しめる場所（※要予約）や売店などもあるほか、休憩スペースも完備。売店では獲れたての旬のフルーツが売られているほか、さくらんぼソフトやシャインマスカットソフトなど、旬のフルーツを使ったソフトクリームも販売されています。

フルーツを持ち帰りたい方のために、計量所で量を量って会計ができるようにもなっていますので、ご自宅へのお土産としても最適です。

さくらんぼ山観光農園
余市郡仁木町南町9丁目138番地
https://www.sakuranboyama.net/
グランドパーク小樽からのアクセス：国道5号線やフルーツ街道などを経由して、車で約40分。

◆ニトリ観光果樹園（余市町）※旧山本観光果樹園

初夏の苺、夏のさくらんぼやもも、プルーン、秋のプラム、ブドウ、なし、リンゴなど、多種多様なフルーツを栽培している果樹園です。有機堆肥でフルーツを育てているので、お子様連れでも安心してご利用できます。

園内で食べきる『食べ放題コース』と、もぎ取ったフルーツ（重量制限あり）を持ち帰ることもできる『食べ放題・もぎ取りコース』があるので、ホームページで公開されている実りのカレンダーなどで確認し、お好きなフルーツが実る時期にぜひ訪れてみてください。

レストハウスでは、生ラムジンギスカン（要予約）などが楽しめるほか、フルーツの即売も行われています。また、ジャムやジュースなどの土産品も取り扱っています。

ニトリ観光果樹園（旧山本観光果樹園）
余市郡余市町登町1102-5
https://www.fruits-nitori.jp/
グランドパーク小樽からのアクセス：国道5号線やフルーツ街道などを経由して、車で約35分。

他にも、6種類の秋のフルーツ狩りや、農園で収穫されたリンゴやブドウで作られたワインやジャムを販売している、海が見える雄大な景色が特徴的な『中井観光農園』や、2種類の季節のフルーツを選び、くだもの狩りを楽しむ『セット狩り』や、多品種（さくらんぼ約15品種、ぶどう約15品種など）の食べ比べを楽しむことが出来る『村田果樹園』など、余市町・仁木町には特徴的な果樹園がたくさんあります。

ちなみに、小樽市西端の塩谷から余市を経由して仁木町の然別まで、国道5号線に平行するように走っている広域農道は、通称「フルーツ街道」と呼ばれています。その沿道には、観光農園を含む果樹園やフルーツの販売所などが点在しているので、シーズン中はドライブを兼ねての果樹園巡りもおすすめです。