2017年05月28日
ほの暗い洞窟を進んでいくと透き通るような青い水面が広がり、何とも神秘的な雰囲気を感じられる「青の洞窟」。
ここ小樽市にも青の洞窟があることをご存知でしょうか?
世界的にはイタリアのカブリ島、日本国内では沖縄県恩納村が有名ですが、北海道小樽市にも、美しい「青の洞窟」が存在します。
今回は季節限定で見られる小樽の「青の洞窟」についてご紹介します。
小樽の「青の洞窟」は神秘的な青い海面が魅力です。
海水の透明度が高く、海面から海底まで比較的水深が浅い傾向にあります。
洞窟の中にはところどころ空から海底まで届く光が差し込んでおり、波長の長い青い光が海底から反射して海面や洞窟内を青く照らします。
世界的に有名なイタリアにある「カブリ島」では石灰質の白っぽい海底を反射しているため、比較的明るいのが特徴ですが、北海道の青の洞窟は黒っぽい火成岩を含む海底が多く、深緑に近いブル―の光を楽しめるのが特徴です。
波の音だけが響く静かな洞内には、息をのむほど美しい青の世界が広がっています。
小樽の青の洞窟は、塩谷とオタモイの中間に位置するスポット。
実は北海道内には積丹町美国町、函館方面の知内町にも「青の洞窟」がありますが、特に道外からの観光の皆様からは、アクセスの利便性が高い小樽近郊の青の洞窟ツアーに注目が集まっています。
小樽の青の洞窟の周辺では、アイヌ語で「砂の入り江」を指す「オタモイ海岸」をはじめ、「赤岩」や「祝津海岸」、さらに冬にはトドが訪れるとされる「トド岩」など、青い海と岩場が創る絶景が望めます。
岩場の形状も各名所ごとに異なり、その違いを見比べてみるのも楽しみ方の一つです。
クルージングツアーに参加すると、現在は立ち入ることができない断崖の今を、船の上から間近に見ることができたり、運が良ければさまざまな海の生き物や鳥たちと出会うこともできます。
北海道の気候上、GW頃から9月末(年によっては10月上旬)までの期間で体験が可能になっており、小樽の「青の洞窟」の絶景は主に3つの方法で楽しむことができます。
※費用、時間は目安です。ショップによって異なります。
小さなお子様やご年配の方、体に不自由がある方でも安心して参加できるのがクルージングツアーです。
観光船に乗り、小樽港近郊から海岸を周遊し青の洞窟を目指すツアーが一般的ですが、運航会社によっては小樽運河をスタートとするツアーもあります。
真夏以外の海上は冷えますので一枚羽織るものを持つと良いでしょう。
・費用:一人5,000円程度
・時間:90分~2時間程度
小学生以上(コースによっては園児以上)のお子様がいるファミリーや友人同士・カップルにおすすめなのがシーカヤック体験です。
カヌーに乗り、近郊の海岸から片道2㎞程度のコースをパドリング(ボートを漕ぐ)して洞窟内に進みます。
シーカヤックの良いところは海面を近くに感じられるので、自然の迫力を堪能することができるという点です。
自転車の平衡感覚が取れるようであれば、比較的短時間で乗れるようになりますし、ライフジャケットを着用するため泳げなくても水に浮ければ大丈夫です。
・費用:一人5,000円~(レンタル料含む)※濡れてもいい運動着などは別途必要
・時間:3時間以上(準備運動、事前講習含む)
半日小樽にいてもいい!本格的に青の洞窟の魅力に浸りたい!と思っているならシュノーケリングツアーに参加してみるのもおススメです。
実際に海に入り、青の洞窟を存分に堪能できます。ライフジャケットを装着して海に入るので、体は必ず浮かび、沈むことがありません。
小学生以上のお子様から参加可能で、途中までは専用ボートで移動するツアーもあるので、安心して参加できます。
・費用:一人10,000円~(レンタル料含む)
・時間:3時間以上(準備運動、事前講習含む)
青の洞窟の体験コースはいずれも予約が必要です。
さまざまなツアー運営会社がありますので、重視したいポイントを厳選して問い合わせするときっとご自身に合ったコースが見つかりますよ。
また、ここ数年はグランドパーク小樽でも宿泊プランをご用意しております。
ぜひスケジュールに余裕をもってお越しになり、「青の洞窟」の心が洗われるような絶景を堪能してくださいね。
〒047-0008 北海道小樽市築港11-3
宿泊予約:0134-21-3440(直通)9:30-18:00
レストラン予約:0134-21-3402(直通)9:30-20:30
ご宴会・会議:0134-21-3422(直通)9:30-19:00
ご婚礼について:0134-21-3110(直通)10:00-19:00 (水曜日定休)