2020年05月18日
小樽に長期滞在される方に、ちょっと足を伸ばして楽しんでいただきたい積丹・神威岬・島武意海岸をご紹介します。
積丹は小樽の西側にある半島で、ぐるりと囲む海岸線のほぼすべてが、「ニセコ積丹小樽海岸国定公園」に指定されています。
積丹町は、積丹半島の先端にある町で、小樽からは路線バスで2時間ほどで到着します。>積丹には岬がたくさんありますが、「積丹」の地名と共にメディアで頻繁に紹介されている写真や映像に使われている岬の名前は、「神威岬」であることが多いです。駐車場から尾根伝いに続く遊歩道「チャレンカの道」、岬の先の海上に立つシンボルロックの神威岩、その向こうに点々と続く岩礁、そして丸みを帯びた水平線。神々しいほどに美しい「積丹ブルー」と呼ばれる海が広がっている人気スポット。南国の海のようなブルーが、この北国で見られるなんて本当に不思議です。
神威岬の絶景を見た後は、ぜひ積丹岬の近くにある「島武意海岸」にも立ち寄ってください。島武意はアイヌの言葉で「シュマヌイ」=岩の入り江の意味。トンネルを抜けて、屏風岩と呼ばれる大きな岩が見えてくると、眼下に信じられないくらいに透明度が高い海が広がっています。浜まで下りていくことができるので、夏には海に足をつけてみるととても気持ち良いですよ。日本の渚百選にも選ばれているのも納得です。
積丹町の隣にある美国町も、ぜひ立ち寄っていただきたい場所です。黄金岬と宝島(上空から見るとハート型)のほか、夏季には積丹の海を満喫できる水中展望船も出ているので、ぜひゆっくり時間をかけて楽しんでください。
また、積丹と言えば、名物はうに丼。これから先の季節は、道沿いにたくさん「うに丼」ののぼりを見つけることができるので、ぜひ積丹半島の観光にお出かけの際は、絶品のウニも忘れずにご賞味ください。
※曇り空で写した写真です