2024年09月21日
紅葉のメジャースポットが少ない小樽において、秋の小樽をたっぷりお楽しみいただけるよう小樽市内で秋景色が楽しめる場所をいくつかご紹介します。
◆小樽運河(見頃:10月中旬~下旬)
秋の小樽運河は紅葉が水面に映り込み、春夏とは違ったロマンティックな雰囲気が醸し出されます。
運河で秋の訪れを感じられるポイントは、運河沿いの倉庫群の壁面をつたう蔦の色です。秋には一部の蔦が段々と色づいて赤くなってゆきます。
紅葉する蔦は「蔦紅葉(つたもみじ)」とか「錦蔦(にしきづた)」と呼ばれるそうで、秋に小樽を訪れる人たちの目を楽しませてくれます。
運河から少し歩いた『小樽大正硝子館 びーどろ館』や『小樽浪漫館』の壁面にも特徴的な「蔦紅葉」がありますので、観光の散策がてらぜひ訪れてみてください。
◆小樽公園周辺(見頃:10月中旬~下旬)
街の真ん中あたりにある小樽公園内には鮮やかな色に変わる木々がたくさんあり、秋は散策がとても楽しい季節です。
特に港や小樽の街並みと紅葉を眺められる高台の見晴らし台や日本庭園のあたりの紅葉がオススメのスポットとなっています。
小樽公園周辺にある、小樽市指定歴史的建造物の『小樽市公会堂』では歴史ある和風建築と紅葉が調和した「和」の雰囲気が楽しめます。
他にも蔦紅葉が壁面につたう『小樽市総合体育館』や、公園からの少し歩くと『紅葉橋の坂』というこの季節にピッタリな名前の坂道もありますので、散策が好きな方はぜひ小樽公園とその周辺を訪れてみてください。
◆手宮公園(見頃:10月中旬~下旬)
海を見渡せる高台にある『手宮公園』。ドウダンツツジの紅葉が有名ですが、栗の自然林もあり、紅葉と共に栗拾いも楽しめます。
秋にはカエデやイチョウ、ナナカマドが鮮やかに色付き、綺麗に整備された園内の紅葉と小樽港を眺められるロケーションとなっています。
手宮公園の東側の丘には『手宮緑化植物園』があり、園内には水と石と樹木を組合わせた日本庭園などがあり、季節ごとに変わる景色を楽しむことが出来ます。
紅葉した木々が丘の影に隠れてしまう前の時間帯(夕方より前)に訪れることをお勧めします。
※『手宮緑化植物園』は10月31日までの開園となります。
◆朝里ダム(オタルナイ湖)(見頃:10月中旬~下旬)
ダムを囲む山々が紅葉してゆき、ダムの色とコントラストがとても美しい。
朝里スカイループ(ループ橋)の付近は、毎年小樽市民が楽しみにしている紅葉スポットの1つです。
ダムの近くにはテニスコートを併設した運動場やダムを一望できる展望広場、ダムに関する資料などが展示されている朝里ダム記念館(冬季休館)などもあるので、紅葉見物以外でも楽しめます。
◆グランドパーク小樽(見頃:10月中旬~下旬)
『グランドパーク小樽』は3方向に山を望むことができるので、東側の平磯公園がある高台から、南東にある毛無峠方向、南西の天狗山や丸山方面へと連なる山々までが錦のような色合いになり、お天気が良いときには特に綺麗な眺望が山側客室から楽しめます。
◆他にも紅葉スポットは点在
他にも、桜の観光スポットとしても有名な小樽市指定歴史的建造物の『天上寺』(左)や小樽市街や港が眼下に広がる『旭展望台』(右)など、小樽市内には紅葉が楽しめるスポットが点在しています。
紅葉の見頃は、例年だいたい10月中旬~下旬なので、ぜひこの季節に小樽にお越しください!