小樽情報
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おたる水族館へ行こう!

2024年03月16日

「海の街・小樽」ならではの観光施設といえば、「おたる水族館」です。ここでは、実際に小樽近郊の海を訪れる海獣たちから、希少な絶滅危惧種、食卓でよく見かけるニシンやホッケなどの身近な魚まで、多種多様な海洋生物が飼育されています。

※フロントにて、おたる水族館の大人用の割引券を配布しておりますので、お入り用の方はお申し付けください。

 

 

ウミガメがお出迎え

入館してすぐのところに小さなプールがあり、「アカウミガメ」と「アオウミガメ」が来館者を迎えてくれます。これから始まるたくさんの海の生き物との出会いにワクワクしながら、カメがのんびりと泳ぐ様子をぜひご覧ください。

 

「海のパノラマ回遊水槽」「ほのぼのプール」

いよいよ、水槽があるエリアへと入ります。ここでは、大きなエイやサメなどを中心に、大型水槽の中を優雅に泳ぎ回る生き物たちを見ることができます。特に、なんどもひっくり返りながらひらひら泳ぐエイは、愛嬌があって可愛らしいです。

さらに進むと、ネズミイルカが飼育されている円柱形の深いプールがあります。ネズミイルカは北海道沿岸に生息しているイルカですが、世界的に飼育数がとても少ないため、このように近くで見ることができるのは大変珍しい機会だそうです。

 

希少な生物や様々な環境に生息する海の生き物

北海道でも数が少なくなってきている生き物たちも展示されています。絶滅危惧種に指定されているような希少な生物を見ることができるので、展示資料と照し合せながら、水槽の中を探してみてください。

また、強面のオオカミウオや日本最大級の淡水魚・イトウなど、冷たくて暗い北の海に生息している生き物たちのコーナーや、暖かな南の海の生き物たちが泳ぐ明るい水槽もあります。その2つのコーナーを隔てるようにコツメカワウソの水槽が左右に設置されており、両水槽が空中トンネルや水中トンネルでつなげられています。可愛らしいカワウソが肉球を見せながら空中トンネルを移動する様子や、素早く泳ぎながら移動する姿を見ることができます。

南の魚たちが展示されている先には、ぐるりと360°見渡すことができる円形の巨大な水槽があり、そこではまるで一緒に海の中にいるような気分で、オホーツク海やベーリング海にいる魚たちが回遊する様子を見ることができます。

水族館の花形「イルカやアシカのショー」

イルカのスプラッシュを浴びることもある迫力満点のショータイムも人気です。濡れたくない人は中間より後部に座ることをおすすめします。

海に面した海獣エリアでは、実際の海を仕切り飼育スペースとして活用しています。そのため、野生のトドが遊びに来たり、ペンギンショーの最中にカモメが乱入してきたりと、思い通りのイベントが開催されないこともしばしば。ほかの水族館とは違った「全ての生き物が芸をできることを見てほしいのではなく、のびのびと生活している生き物たちを見て、自然や海洋生物に興味を持ってほしい」という気持ちが随所に現れています。

 

他にも見所がたくさん!

2023年度に新登場した「サンゴとマングローブの海」のコーナーや、北海道の海の生物たちに触れる事ができるタッチエリア「さわってEzone」など、ほかにも見所がたくさんあります。

授乳室や休憩コーナーなどもありますので、小さなお子様と一緒に見学もできます。土産物コーナーが充実しているほか、同じ敷地内には祝津マリンランド(遊園地/4月20日から営業)もあり、週末になると小樽や札幌などから来たファミリーやカップルでとても賑わうので、じっくり時間をかけて見学したい場合は、平日の来館がおすすめです。

 

おたる水族館へのアクセス

小樽市祝津3丁目303
北海道中央バス:JR小樽駅から「おたる水族館」行乗車(約25分)
もしくは海上観光船:小樽港第3埠頭から「祝津港行」(夏季運航)
夏期営業時間:9:00~17:00(季節により異なるので詳しくはHPなどをご確認ください)
http://otaru-aq.jp



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