小樽の人気スポット「おたる水族館」では、冬季限定イベントとして「ペリカンの館内ウォーク」を行っています。

ペリカンを知らない人はほとんどいないと思いますが、近くで見たことがある人は少ないのではないでしょうか？意外に大きな鳥なので、登場口から勢いよくペリカンが出てくると見学者からどよめきの声が上がります。

館内ウォークするペリカンは、モモイロペリカンという種類で、雄雌各1羽。見分け方は、体の大きさと頭上の瘤で、体と瘤が大きい方が雄です。水かきの付いた脚でヨチヨチ歩いていると思ったら、急にスピードを上げて走るので、シャッターチャンスを逃して慌てて追いかけることになったりします。

館内ウォークは止まり木のあるところで一休み。モモイロペリカンの特徴などが説明されます。”モモイロ”ペリカンですが、見た目はほぼ白です。繁殖期になると、ピンク色が濃くなるそうです。

ペリカンは長い嘴を持っていますが、嘴の下は大きく伸びる袋状になっているので、エサや水を大量に口の中に含むことができます。止まり木にジャンプして乗るときは、羽を大きく広げるので、その迫力に館内が再びどよめきます。

おたる水族館では、ペンギンの雪中散歩が人気ですが、ペリカンを間近で見る機会は珍しいので、ぜひペリカンウォークにも注目を！