2019年03月19日
グランドパーク小樽の目の前に広がる海には、毎年たくさんの種類の鳥が飛来するので、バードウオッチングが趣味の方にとっては楽しい場所です。
小樽で観察できる鳥といえば、まずは「アオバト」が有名です。小樽の「市の鳥」にも指定されていて、夏が近づくと見かけるようになり、秋にはいなくなってしまう鳥です。海水を飲む不思議な習性を持っています。ミネラルを補給しているのではないか?と考えられているそうですが、詳しいことは分かっていない謎の多い鳥です。
名前は “青” バトですが、オスは頭から胸のあたりが萌黄色で、翼の一部がレンガ色、メスは全体的に萌黄色~オリーブ色をしたカラフルな鳥です。市の鳥ではありますが、街の中でたくさん見かけるというわけではなく、自然が多く残っている海岸エリアで夏季限定で見ることができる鳥なので、もし発見できたらとてもラッキーです。
小樽には渡り鳥も多く飛来し、ホテル前の小樽港マリーナでも色々な種類の鳥が水面をスイスイと泳いでいる姿を見かけることができます。ただ、知識がないために、カモの一種なのか、カモメの一種なのか、オスなのかメスなのか、幼鳥なのか成鳥なのか、見分けることができないのが残念です!
実は、小樽では、カモメだけでも7-8種類も見ることができるそうです。港町・小樽ならではの鳥として飲食店の名前などにも使われていたウミネコも、カモメの一種なんだそうです。3月28日まで、小樽市総合博物館・運河館にて、「ウミネコとカモメ」というトピック展が開催されていますので、興味のある方は、ぜひ訪れてみては?