小樽情報
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夏にも冬にも映える★小樽の木「白樺」

2019年03月03日

本州では標高の高い高原などで見られる白樺ですが、北海道では平地にも生えているお馴染みの木です。白樺はシラカンバとも呼ばれ、小樽の「市の木」にも指定されています。市内では、小樽公園にある白樺林が有名ですが、小樽天狗山近くを通る小樽環状線から旭展望台へと抜ける道の途中にも白樺並木があり、いずれも「北海道らしい景色」を撮影することができるスポットです。

白樺は、青々とした葉っぱと白い幹のコントラストが美しく、爽やかな夏のリゾートをイメージする方も多いと思いますが、室内装飾などには冬の雰囲気を演出するアイテムとして多用されています。

また、白樺だと思っている木が、実はダケカンバだったというのもよくある勘違いです。葉っぱや木の様子がよく似ているので見間違える人も多いのですが、幹の樹皮がめくれて赤茶色く、枝が白っぽいのがダケカンバで、幹が白く、枝が黒っぽいのがシラカンバ(白樺)です。また、白樺の幹には楔を打ったような黒っぽい模様があるのも特徴です。

爽やかな印象の白樺ですが、実は北海道では花粉症のアレルゲンとしても知られています。杉や檜が少ない北海道では、白樺の花粉アレルギーに苦しんでいる方が多いので、花粉が飛散する春先は要注意です。

夏も冬も、白樺はとても北海道らしいシーンを演出してくれるので、ぜひ小樽旅行の際に、写真に納めてみては?



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