小樽情報
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新一万円札★渋沢栄一と小樽

2019年05月30日

2024年に新紙幣が発行されることになり、「新一万円札」には渋沢栄一の肖像画が使われると発表されました。

渋沢栄一は、日本最初の国立銀行や東京証券取引所の設立に携わり、造船やビール醸造、ホテル業など、たくさんの事業や企業の創設・経営に尽力した日本を代表する経済人で、「日本資本主義の父」とも呼ばれています。

倉庫業にも投資し、小樽ではニシン漁で財を成した実業家・遠藤又兵衛が建てた倉庫を入手しました。その倉庫は、「旧澁澤倉庫」として、1991年に小樽市の歴史的建造物に指定されました。北運河に面していて、当時の石壁や木造の骨組みが残る貴重な建物で、現在はライブハウスやカフェとして利用されています。

この旧澁澤倉庫以外にも、旧第一銀行小樽支店の建物なども含め、小樽には渋沢栄一ゆかりの建物が4つも残っています。ぜひ小樽散策も兼ねて、足を運んでみてはいかがでしょうか。



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