小樽情報
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旧三菱銀行小樽支店

2020年06月03日

小樽が北のウォール街と呼ばれていた頃に多くの銀行が軒を連ねていた一角に建つ小樽市指定の歴史的建造物です。先週ご紹介した「旧北海道拓殖銀行」とは、日銀通りを挟んで向かい合わせに建っており、この付近には他にも歴史的建造物がたくさん立ち並んでいます。

旧三菱銀行小樽支店は、1922年(大正11年)に建てられた鉄筋コンクリート造りで、設計者は不明ですが、清水組が施工を請け負ったようです。

建設当時は外壁としてレンガ色をしたタイルが貼られていたそうですが、1937年(昭和12年)頃に外観の色調が変えられ、今に至っています。1階には、ギリシャ・ローマ建築風の柱が6本並んでいて、柱と柱の間にはクラシカルな窓がはめられています。

現在は北海道中央バスが所有し、「小樽運河バスターミナル」として活用されています。また、建物内には、小樽名物”ぱんじゅう”で有名な「桑田屋」などがテナントとして入っていますので、バスを待つ時間も退屈せずに過ごすことができます。

運河に近い上に、主要観光地を巡るおたる散策バスや、おたる水族館や小樽天狗山方面へのバスも発着しているので、地元の方だけではなくて、観光のお客様にも使い勝手が良いターミナルです。ぜひ、小樽にお越しの際には、立ち寄ってみてください。

 


 

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問題②:旧三菱銀行小樽支店は、現在何になっているでしょうか?
ヒント:小樽運河〇〇ターミナル(上記のブログの中にヒントがあります)

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